独身平民のまったりブログ

独身平民なコミュ障でも生きていけるよ。そんなまったりブログです。仕事や生活のお役立ち情報、趣味のこと等をツラツラと。

黒歴史ノートとの再会~創作者の歓喜と羞恥~

 

休み明けの会社が思った以上に酷かったので現実逃避してお盆休みのお話。

 

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盆休み中、小学生時代の友人とも遊んでおりました。

会ったのは卒業式以来。お互い同窓会には一切参加しないタイプの社会人なので、これを逃すともう二度と会えないかもと思い、休みが被っているであろう盆連休に私からアプローチしてみました。長いこと会っていなかったのでとても緊張しましたが、勇気を出して連絡取ってみて良かったです(コミュ障並感)

 

もー、何もかもが懐かしかった!

良くも悪くも話すことすべてが懐かしかったです。互いに変わった部分もあり、変わらない部分もあり。友人も北海道に移住・永住するつもりだと聞いた時は驚きました。こんな偶然ってあるんですねー。あと、彼女もるろ剣の北海道編コミック買ってて笑いました。あまり漫画読まないタイプなのに。不思議。

 

話が盛り上がる中、友人はおもむろに2つの紙の束を取り出しました。

一枚目の紙には見覚えのありまくる癖字。それは、私が小学生時代に友人へ売った自作の小説でした。

 

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う、うわあああああああああぁ!

 

これぞまさしく黒歴史ノート!

しかも2冊の大長編です!

上下巻だぜ!(震え声)

 

まだ一般家庭にパソコンが普及していなかった時代に書いたものなので全部手書です。お世辞にも綺麗な字とは言い難いというかハッキリ言って小汚い上にかなりの癖字。ここぞというところで狙ったように誤字脱字があって更に羞恥心を煽られます。しかもノートにすらなっていない紙の束をホチキスで止めただけの代物です。黒歴史ノートどころか黒歴史用紙(束)。

何がすごいって、これが「あげた」のではなく「売った」ものだということ。小学生時代の自分、今より根性すわってますわ。

 

友人曰く、「湖ちゃん(私)と会えると思ったら懐かしくて持って来ちゃった❤」(意訳)

 

いやいや!

久々に会う旧友を木っ端微塵にさせようとせんでも!

 

しかも彼女、「今読み返しても面白くて」と言いながら、その場で私にも読めと勧めてくる始末。こんな鬼、取引先にもいません。相変わらずの天然鬼畜ぶりに、やっぱ人ってそんなに変わらないものだよなぁ、と懐かしさすらこみ上げてきました。

 

ですが、私もなかなかの勇者なもので、気になったのでパラパラ読んでみました。

だって、もう手元にない自分の手書き小説ですよ? 小学生時代以来自分でも読んでいないから何を書いたのかほとんど覚えてないし、純粋にどんな作品だったのか気になるじゃないですか……! 

内容は(も)なかなかの黒歴史ぶりでした。

自作キャラたちと当時の人気漫画のキャラたちに加え、何故か彼女や私、そして親戚や学校の先生たちが出てきて皆でなんやかんやする話。なんか、あの時代ってそういうの流行ってましたよね。少し読んだだけでも恥ずかしさで転げ回りたくなりました。

 

でも面白かった。

 

なんでしょうね。あの子供特有の謎の疾走感。意味がわからないけど勢いとノリで笑える、みたいな。二次元と三次元が交差してる理由説明一切ないし何故か親戚のおじさんが無意味に誘拐されて誰にも助けてもらえないまま終わってるし自キャラがバリカンで当時の担任ハゲにしてるし時々キャラの名前すら間違ってるし。何もかもが意味不明、でも知ってる人にとっては面白い。そんな勢いがありました。上下巻になってる意味はまったく分かりませんでしたが。

 

仮に今の自分が同じような話を書こうとしてもこんなに面白くは書けないでしょう。そう感じて、ちょっと寂しい気持ちにすらなりました。子供ってすごいですね。意味不明なのに一応の起承転結はしっかりしていた辺りに謎の熱意も感じます。それでも恥ずかしいことには変わりないので、超特急で読み終えましたけれども。

 

嬉しいことに、友人からは「今となっては買ってでも自分のものにして良かった」とか「実は◯◯君(自キャラ)がすごく好きだった」とか、今だから言えるありがたい感想を沢山もらいました。何かしらを創り出している方ならこの喜びを分かってくださると思います。自分の創り出したものを好きだと言ってもらえることって、どんな代価にも勝るんですよね。そういえば、初めて自分の創作キャラのファンアート(?)をもらったのも彼女からだったなぁ、なんて、すごく幸せな記憶も思い出せました。

 

 

勿論、彼女とはそれ以外のことも色々お話できました。が、知らない方には何の面白みもない話題なのでそこは割愛しておきます。

十数年ぶりに会った友人から喫茶店で黒歴史ノートを見せられるとは思ってもみないハプニングでしたが、創作の楽しさを思い出させてくれた貴重な一時でした。

創作者とは切っても切り離すことの出来ない黒歴史ノートですが、喜びと恥ずかしさは表裏一体だと感じます。漫画でも小説でも絵でも。今、何かを創っている方は、出来が悪く思えても自分の作品はすべて残しておくといいですよ。それは大切な成長記であり、かけがえのない財産になりますから。歓喜と共に羞恥でのたうち回ってください。

 

それにしても。

彼女は子供の名前を◯◯(自キャラ名)にしてしまったらしいのですが……。

教えてくれなかったけれども、旦那さんにはどう説明したのだろう……?

 

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